福厳寺 授戒会(じゅかいえ)の申し込み

○授戒会(じゅかいえ)とは

 現代はさまざまな事情により、人がお亡くなりになってから葬儀を通じて戒名を授ける慣習がありますが、本来仏教では、戒名を仏弟子の証として、師匠から生前に授かるものです。「戒名=死」と思い込んでいると縁起が悪いように思うかもしれませんが、むしろ新しい自分の誕生であり、お祝いすべきことなのです。

 福厳寺では、本来の意味に立ち返り、生前に住職より戒名(仏教徒としての名前)と戒律を授かり、仏教をよりどころにして生きる新しい人生の門出をお祝いする意味を込めて、授戒会を行っています。

◯授戒を受け、弟子になるとどうなるか

授戒会に参加した方は正式に福厳寺住職の弟子「戒弟(かいてい)」となります。戒弟は様々な勉強会や行事に優先的に参加することが出来ます。
・全国各地で開催する大愚道場(法話会)の運営メンバーに立候補する権利が与えられる。
・福厳寺の御開山さまの命日である「三代忌法要」に参加することができる。
・今後福厳寺で開催される、テンプルステイに優先的に参加することができる。
・今後開催される、経営マンダラ研究会に優先的に参加することができる。
・今後、佛心会の各支部立ち上げの際、支部長に立候補する権利が与えられる。
・今後展開される寺町構想の具現化に見受けて、企画参画する権利が与えられる。

◯授戒会で授かるもの

・血脈(戒名):戒弟(弟子)となる人へ仏法を伝えた証です。 
・輪袈裟:戒弟(弟子)であることを証明する袈裟です。行事には必ず輪袈裟を持参ください。
・授戒証書(額縁付き):大愚和尚直筆の戒名が記された証書です。
・佛心の法被(はっぴ):授戒の証となる法被です。福厳寺での作務や大祭などの活動の際に着用ください。

◯注意事項

・授戒会は、佛心会会員以外は、参加できません。
・当日は正装にてお越しください。(数珠などの持ち物は必要ありません。)
・当日の福厳寺での着替えはできません。
・当日、付き添いの必要な方は、事前にお伝えください。(原則付添は1名のみとします。)
・証書や記念品は、後日郵送でお送りすることもできます。(自家用車で来場されていない方のみ)
・自家用車で来られる方は、福厳寺内の駐車場を利用してください。

◯参加費用

受戒会の費用は御布施として、10万円お納めいただきます。
お名前を記入した封筒に御布施を入れ、当日、受付へお納めください。
※受戒会のお布施は、佛心宗の活動、テンプルステイの開催準備や、境内山林の維持、境内建物の修繕費等に当て還元いたします。

◯開催日

・2025年10月4日(土)

○問合せ先

〒485-0802 愛知県小牧市大草5229番地 佛心宗事務局
電話:0568-79-2183(受付時間:9時〜16時まで)
メール:
[email protected]

授戒者の声:

厳かな雰囲気はありながらも、私たちのために一生懸命取り組んでくださっていることを感じまして感謝しております。ただ戒名を授けておしまいというのではなかく、しっかりと対面で儀式として行ってくださったことで身の引き締まる思いでした。準備等大変だったと思いますので、関係者の皆様に対して厚く御礼申しあげます。

一言、御礼申し上げます。 先日、晴れて授戒会を受けさせていただきました。 本当にありがとうございました。 この時の授戒会についての感想は、また別の欄で、申し上げてさせていただきますが、この時、同行してくれた主人が、福厳寺の内弟子のみなさまに大変お世話になり、大変感謝をしておりましたので、その御礼を申し上げさせていただきます。 主人が申しますには、 「あの日は、春日井の駅周辺で待っているつもりだったのが、コインロッカーがたまたま無いということで、数時間、荷物を抱えて流浪する予定でいたところ、タクシーの運転手さんから、見物するところもないので、お寺の境内を散歩していたら?と勧められるままに、福厳寺に一緒に伺うと、お弟子さんの女性の方が、よかったら中にどうぞ!一生に一度のことですから、ぜひご覧になってください!とお声がけくださり、大変驚きました。 そのお声がけのお蔭で、家内とそしてみなさまと一緒に堂内に入れていただき、みなさまの尊い祭儀を拝見させていただき、その荘厳な空気を体感させていただきました。 さらに、儀式の後のお茶会にも同席させていただき、みなさまと一緒にお茶とお菓子も頂戴し、感激の時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました」 と、申しておりました。 お蔭様で、夫を外で待たせるこなく安心して、授戒会に集中することができました。 内弟子さまたちお一人お一人の対応のどれ一つとっても懇切丁寧ですばらしく、主人は、 「あれは凡百のホスピタリティを凌ぐ、大慈大悲のまさに神対応(仏対応)だ!」 と、感激しておりました。 本当にありがとうございました。

授戒会、コロナの影響もあって10名の授戒会でしたが少ない人数であったから こそ、静粛にいただき真摯にお受けできありがたかったです。  授戒儀式の中で御本尊さま、御開祖さま、歴代住職さま、にお会い挨拶ができ 、千手堂では千手観音菩薩さま歴代住職の御位牌に参拝させていただきお寺の様子が 少し見せて頂きました。  作法等は僧侶の方々から適切な作法を教えて頂けるのですが、五体投地等は事前に動画を 観て練習をした方が良いですし、中で経典を読みますので数回は音読した方がいいですね どちらも、やってはいたのですが、上手にはできませんでしたが、悩む事はなく 真摯にお受けできました。  授戒、新たな道導、名に恥るなど考えず、真摯にお受けし名の如く佛性に 励む、全てはご縁ですので、自我を鎮めて真我につながる  戒名を頂き、早速たくさん書き、写経をし最後の名前を戒名にし、以前書いて いた名前の写経を燃し懺悔し、頂いた戒名の写経を燃やし祈願しました。  戒名の意味、戒名について説明かきがいただけるんでが、私の場合、俗名が 入っていないので、本当に生まれ変わる機会を頂けた、巡り合わせたんだなと 思い感謝です。数年前から悩み神の救いを求めていたのですが、ネットでmacの ジョブズが禅にはまっていると聴いて、無駄な思いを無くすのが禅の思いと気になっ て、達磨大師、道元禅師を調べ仏教を勉強し、ネットでダンマパダを聴き整えていた ところ、大愚和尚の一門一答に会い、佛心宗への導きがあったので、入会させて頂、 更なる混迷の探究、幸せの探し方の道標として戒名を頂きました。  いただいた戒名は本当に道標となるように、願いを表せれた道号で、これからの よりよい姿勢を表した戒名で、道号が濁音で戒名が静音で思いと行いが音として 伝えられ、口誦によって伝承された仏教そのままなのでありがたいです。  最後に、健康になり僧侶になるのも目的でしたので、500年続く福厳寺を見せてい ただき、大愚和尚様のお弟子さまのひたむきな姿勢を見せていただき、より一層いた だいた戒名を道標るに歩んで参ります。

申込の際、迷い気持ちもありましたが出席させていただき、戒名を授かり本当に良かったと感じております。大愚か元勝住職が提唱されているように生きているうちに戒名を得て生きるー が自身に目覚めた人生のスタートになると感じるからです。いただいた戒名を胸に日々を過ごすー そのことはさらなる自身の目指す、高みに向かった日々を生きる指標のように感じるからです。これまでの自身を知り、これからの自分の進むべき道の目標をいただく…とでも言った感覚でしょうか… とても貴重な体験、時間、生きる道標をいただくことができました。

この度、授戒会に参加させて頂きました。 終始緊張しており、あっという間の出来事でしたが、その中で印象的な事が2つありました。 1つ目は、修行僧の方々の礼儀正しく凛とした姿。 2つ目は、大愚和尚様のお経を読まれた際の声です。 大音声で大迫力があり、伝統的で厳粛な空間と共に道の厳しさも伝わってきました。 そして、戒名では名前がどのような意味を持つのか、課題や励まし等、丁重に書かれた説明文も頂きました。 大変貴重な機会を頂き ありがとうございました。

昨日は、どうもありがとうございました。 私には、気づきの連続で、私の行動ひとつひとつに対し、福厳寺の皆さまの対応をひとつひとつを考えなおし、ああ、そういうことか。ということが多かったと思います。 それから、大愚和尚様のお話では、一言一句聞き漏らさないということはできませんでしたが、直接お話をお聞きできて、うまく表現できませんが、やはり直接お会いできて、授戒会に申し込みをしてよかったと思いました。 あとは、皆さまのお人柄に、儀式に、お話に、不思議と終わった後は心落ち着いておりました。 戒名を授かり、人生の指針、今までできなかったこと、知っているだけのことだったことなど、気づけたと思いました。 今後、精進して参ります。

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